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旋律的 林巧公式ブログ

旅とおばけと音楽と、小説とごちそうと物語について。

三字熟語の三拍子

朝飯前の煙草屋で交響詩 レコードは33と散文の1回転 ピチ、パチ、プチ 有頂天の一本足が一目散 豹よりも速く、雹(ひょう)よりも冷たい 三拍子の白拍子 兎小屋の居心地は桃花水 赤い目でどんぶりこ、アウフタクトは白い耳 いち、に、さん 生意気な野次馬は…

さくらのはなのちりぬるを

さくらのはなのちりぬるを にほへるしたのあはれなる わがよたれぞつねならむ いろはにほへとちりぬるを ころもかたしきをわかよをわかよ をわかよをわかよひとりかもねむ さくらのはなのちりぬるを うつろふしたのあはれなる うゐのおくやまけふこえて いろ…

卵をうんだニワトリの

卵をうんだニワトリの 母さんうまれた卵をうんだニワトリの 父さんうまれた卵をうんだニワトリの ばあさんうまれた卵をうんだニワトリの じいさんうまれた卵をうんだニワトリの 卵を焼いたら、きれいなきれいな目玉焼き 卵をうんだウミガメの 母さんうまれた…

一つ目小僧がやってきた

一つ目小僧がやってきた。 あたりをみまわし、やってきた。 音もたてずに、やってきた。 一つ目小僧が穴からのぞく。 竹輪の穴から、むこうをのぞく。 竹輪のむこうの、魚をのぞく。 三つ目小僧がやってきた。 ねむい目、こすってやってきた。 あくびしなが…

ふしぎうたについて

ぼくが小学生のころ、どこの誰がつくったともしれぬ、こんなうたが子供たちの間で、盛んに歌われていました。“生まれたばかりのばあさんが、七十五、六の孫つれて、底なし沼に飛び込んだ……”。この、ばあさんの、底なし沼への飛び込み事件を発端に、うたはふ…