旋律的 林巧公式ブログ

旅とおばけと音楽と、小説とごちそうと物語について。

メルカート・チェントラーレ

 早速、ドゥオーモとFirenze S.M.N.駅(フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅)との真ん中あたりにある、Mercato Centrale(メルカート・チェントラーレ / mercatoは「市場」、centraleが「中心の」で、「フィレンツェ中央市場」)へと繰り出す。
 イタリアならではの野菜も、果物も、もちろん、すばらしい。だが、目を奪われるのは、生ハム、サラミ、チーズの圧倒的な種類の多彩さ、売りさばく量の多さだ。また肉屋のガラスケースの端的に、そして端正に、部位ごとに切り分けられた肉の売り方にも、イタリア人の肉料理への愛と技術を強く感じる。
 トスカーナ風サラミ、プロシュート、トスカーナ風ペコリーノ(羊の乳のチーズ/ローマ風のペコリーノ・ロマーノが有名だが、トスカーナ風はローマ風よりも塩気が薄く、清々しい味わい)、シチリアのブラッド・オレンジ(果肉が血のように赤く、びっくりするほど甘い)、ポルチーニ茸などを買う。